それゆけ!南部せんべい紀行1「渋川の南部せんべい」
南部せんべいって美味しいですよね。
煎餅のようなクッキーのような歯ざわり…豆の香り…生地の甘み…
満足感とカロリーのほどよいバランス…「豆でタンパク質がとれるから」罪悪感なく食べられる…
私が南部せんべいの魅力に気付かされたー南部せんべいデビューを飾ったのは、岩手を訪問した際購入した「豆五郎」。クッキー感が強いこの子は、本当に美味しかったのです。
数年経ち宮城へ行く機会がありました。抜かりなく豆五郎をゲット。やっぱりおいしい!
豆五郎体験からというもの、すっかり南部せんべいにハマってしまいました。
今では、近くで定期的に安売りされている南部せんべいを常時ストックしつつ、アンテナを張って新たな南部せんべいをチェックしています。
そう、南部せんべいって、商品ごとに全然違うんですよ!
丸い形は一緒…だけど、表面の色合いや味わいが、ほんとにそれぞれ。
十人十色、みんなちがってみんないい。
コレクター心を刺激するわけですね。コンプリートしたい。この世の南部せんべいをもっと知りたい!
と、いうわけで、連載(希望)記事『それゆけ!南部せんべい紀行』を開始いたします。南部せんべいの連載記事なんてきっと珍しい、もしかしたら本邦初かもしれない。(いや先人おるやろ)
でもね、少しでも南部せんべいの魅力を伝えられたらなぁと思います。丸くて美味しくてヘルシーで栄養もとれて…いや、これ流行るしかないでしょう。映え映えでしょう(適当)。ねぇ。世界がNANMBU-SENBEIを見つけてしまうのもそう遠くない未来です。
では一発目、いきましょう!
「渋川の南部せんべい」
デパートの青森特集で偶然見つけました。
本場の南部せんべい、しかも青森のは初めてかも!これは買うしかない。
300円で10枚入りはほんとオトクすぎます。まめ・すりごま・ごまがあり迷いましたが、ここはオーソドックスなまめをチョイス。
評価
・まず外見から…表面のきれいな茶色のまだら模様が珍しい。普通まめがそのまま入っていますが、これは砕かれているようです。
一枚一枚はやや薄め。「羽」部分(餃子の羽と似たような感じで…今考えた造語です)もあります。
・せんべいが1、クッキーを5として5段階評価をすると、2.2くらい、つまりややせんべい寄りの食感です!かじると軽やか、でも甘みが口の中に広がり、そこにクッキーの要素が感じられます。
・素朴な自然な甘みの引き出し方が絶妙。砕いた落花生が活きています。まめの香り、風味がすばらしい。こんなに薄いのにこんなに広がります。ほんのり塩気がさらに甘みを引き立てる!生地自体も甘みがありますが、まめに寄り添うというか、支えるというか、一体となりこの甘みが生まれるんですねぇ。
ふんわりした甘みの後味もたまりません。また一枚、と手に取りたくなります。
・62キロカロリー、30円/1枚。低めですね。カロパ(またもや造語)もコスパもとてもよいです。
総合評価
★★★★★ 5
おいしいです!すばらしい。また機会あれば、別の味も買いたいです。