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賃貸実話:管理会社は大手=安心?いえ、大間違いです!!!

リ○の賃貸にて見事なカモになった話(前回記事)の続きです。

営業トークに乗せられて決めた物件は、長谷工の管理物件でした。

初めての賃貸、「管理会社は大手だと安心」という営業Tの言葉も相まって、

そういえば長谷工はテレビCMも流してるし、大丈夫そう! 

と思って入居。

 

全然大丈夫じゃありませんでした。。。。。。。

 

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・入居当初:ボロボロの壁紙、部屋の通気口近くが異様なほど真っ黒。

あまりに劣化が目につくため業者を呼び補修してもらう

(業者もすぐに「これは張替えですね」と即決するほどの状態)

・入居時:上階からの騒音で日常生活に支障をきたしたため、

「入居者お問い合わせフォーム」から対応を懇願するものの、

2週間放置。(後日、「担当者が病欠だったため」と平然とのたまっていました。

対応遅れに対する謝罪は一切なし。)

・退去時:契約時の「特約」で、エアコンのクリーニング代(1台あたり¥12,000)はこちら持ち。

部屋のクリーニング代も約¥50,000と高額。(※部屋クリーニング代とエアコンクリーニング代は別々に請求されました。)

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以下、もう少し詳細に説明します。

入居当初

電車の轟音でかなり参っている中、1部屋の壁紙がどう見ても剥がれまくっていて、

また、部屋の通気口近くが異様に煤?で汚れていました。

管理会社に連絡→下請け業者へ連絡、と相手を代え、繰り返し現状を説明。

電話口では、「借り主さん側負担になると思う」と話していた業者の方も、

あまりにひどい壁紙の状態に「あぁ〜これは、、張替えですね」と即決。。

初期不良なのでさすがにこちら負担にはなりませんでしたが、

度々電話でやりとりするのに時間と労力を要しました。 クリーニングの時どうやったらこれを見過ごせるのか…?

 

入居時

建物の構造上&上階に非常識な居住者が住んでいたこともあり、

昼夜問わずドシンドシンという物音・足音が響き、

精神的に本当に荒みました。いや、病みました。

寝るときも、壁伝いで鈍い頭痛を誘発する振動が聞こえ、

休日につかの間の休憩時間を過ごしていてもお構いなし。

上階の非常識な奴が年末に引っ越しをしたときには、業者を使わず自分たちで家具の移動をしていたせいで、それは凄まじい音でした。年末に何でこんな嫌な目に遭わなきゃいけないの?と涙が止まりませんでした。(後の入居者もひどいものでした。。。。 床を手で直接叩いているんじゃないかと思う、不気味に規則的な音が朝・夜必ず聞こえました。その度に心臓が締め付けられるような、冷や汗をかくような、ストレス反応が出ました。)

 

騒音問題は、実は当事者間の解決が書類上取り決められておりますが、

現実的ではなく(無用な近隣トラブルは避けたいですし、万が一頭のおかしい居住者だった場合、逆恨み・嫌がらせに発展する可能性が十分あります)、管理会社に依頼するしかありません。

ずっとずっと騒音がしていたため、2〜3ヶ月に一回は相談していました。

一度目に相談したときも、「仕事で電話が取れないのでメール返信希望」としていたにも関わらず電話がかかってきていたり、

警告文の投函をしてほしいのに「ヒアリングして、どなたも身に覚えがないとのことだった」という報告に終始したり、なんで希望通りの対応をしてくれないのだろう……とモヤモヤしていました。

決定的だったのは、1月ごろにまた騒音に耐えかねて、長谷工の公式HP居住者お問い合わせフォームから対応を懇願したところ、

2週間近く、未対応のまま放置されたことです。

結局、未対応の原因は担当者T(またT。。)の病欠だったそうですが、

常識で考えて、理由になりません。公式フォームからの問い合わせが、担当者一人のみに届くとは考えられず、どこかで他の社員がフォローはできたはずです。(そのような体制が整っていないとしたら、それこそ大問題ですが。。。。)

毎日、毎時間、毎分、訳の分からない上階からの騒音に苛まれているにも関わらず、

管理会社側の都合で対応をしていなかったのは、怠慢に他なりません。

しかも、対応漏れに対して謝罪は無し。悪いことをした、とすら認識していないわけです。何のための管理会社でしょうか。。。

 

退去時

もう、さっさとリロの賃貸のことも長谷工のことも忘れたい、

でももう金を毟り取られるのは御免だ、と思い、退去時は原状回復について調べて臨みました。

居住期間が短く、清掃は頻繁に行っていたため、最低限の費用で抑えられるという自負すらありましたが、

蓋を開けてみれば、魔法の「特約」のせいでかなりの支払いとなってしまいました。高価に設定された部屋クリーニング代(約45㎡で5万円)と、エアコンクリーニング代(1台あたり12,000円※当然タバコは一切吸っていないにも関わらず)です。

 

そもそも、国交省の原状回復のガイドラインでは、部屋クリーニング代とエアコンクリーニングは賃貸人持ちと明示されています。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/honbun2.pdf

p.134

賃貸人の負担となるもの

1. 専門業者による全体のハウスクリーニング(賃借人が通常の清掃を
実施している場合)
2. エアコンの内部洗浄(喫煙等の臭いなどが付着していない場合)

 

ただし、契約時に「特約」を設ければ、法令をかいくぐって賃借人負担にできてしまうのです。

契約の時に特約を読んだ記憶が無かったのですが、

それもそのはず、契約書の左下に数ミリ程度極小の字で記載されているのみなのです。わざと読みづらくしているのは明白です。

借りる側に不利な特約を説明しない仲介業者も、可読性を限りなく低くして儲けようとする管理会社(もしくはオーナー)も、責があります。

 

結局、特約は覆せず、こちら負担となり、最後の最後まで嫌な思いをしました。

特約に対して賃借人が負担しなくてよい、という判例もあるそうですが、

争う気力がありませんでした。

 

でも、この特約、例えば契約時に気づいたところで、拒否できるのでしょうか?

おそらく契約の要件に、特約への同意が含まれてしまっているのでできないと思います。

ではどこで防げるか?というと、悪徳な商売をしている管理会社(オーナー)の物件をそもそも紹介していない仲介業者(の営業担当者)に巡り合うしか、ありません。。。

 

 

まとめ

大手管理会社だからといって、管理が行き届いているわけでは断じてない。

平気で対応を怠る。

 

長谷工のCMって、「マンションのことならわかるんだ〜♫」というフレーズがありますが

これ、あくまでオーナーへ向けたメッセージだったんですね。

オーナーがいかに利益を得るために寄り添う、という意味合いしかなく、

借りる側は一切考慮されていません。実態を身を以て知り、痛感しました。

退去手続き関連で担当Tとやりとりしている時、「次にこの部屋の募集をかける際、騒音について事前に通達して差し上げると親切かと存じます」とお伝えしたところ、

ガン無視されましたww 都合の悪いことはスルー、がモットーのようです。。

 

 

以上、初賃貸の苦い経験でした。

吐き出せてやっとイライラが落ち着いてきました。どうか、部屋探しのときには、皆さんもお気を付けてください。