青くてごめんね

書きたいことをね、自由に書きます

賃貸実話:残念ながら仲介業者で全て決まる(R社は避けて)

これから賃貸探しをする方、不動産会社選びにはくれぐれもお気をつけて。。

 

こんにちは。先日、轟音騒音賃貸から無事に脱出し、

平穏な日々を取り戻しました。(また普通のマンションです)

ある日曜日の朝、上階からの騒音で起こされ、堪忍袋の緒が切れて怒涛の部屋探し。

2週間骨身を削る思いで過ごし、決断からはや一ヶ月半といったところでしょうか。

引っ越した初日から、静けさに感涙しそうになるほどでした。あぁやっと人間らしい生活が送れる…

 

騒音賃貸の頃を振り返るのは未だに精神を消耗する(素直に騒音の苦々しい記憶と、不動産会社に騙されたこと、管理会社の杜撰な対応に憤怒を覚えるため)のですが、

記憶を清算し、辛い思いをする方を少しでも減らせればと思い

部屋探しの失敗(後悔)談を記します。

これを書いてもう過去とはおさらばです。。。

 

 

 

仲介業者選びで8割方決まる

私の失敗はこの重要な第一歩でした。大手は忙しくて対応が適当そう、という変な偏見から、「リロの賃貸」というところに電話してしまいました。

というのも、当時の自分は、物件サイトに掲載されている「この物件について相談できる会社はこちら!」という文言を馬鹿正直に信じており、

気になった物件はこの不動産会社でしか内見できないんだ、と思っていました。

実際のところ、大多数の物件はどの不動産会社でも共通で紹介しており、ここに拘る必要はなかったのですが。。

ただ、知識も余裕もなく、藁にもすがる思いで来訪予約を取り、そこで見事なカモになってしまいました。

 

仲介業者ごとの違いって結局なにか?

不動産会社(仲介業者)ごとに異なるのは、<担当者の知識><担当者の善意<会社のポリシー(賃借人(客)・賃貸人(オーナー)のどちら寄りか)>のみです。

リロの賃貸では、残念ながら…上記全てが、客の方を向いてはいませんでした。。。

 

<実話:決まったのは結局、間取りも希望もガン無視の物件だった>

自身の性格は神経質で、間取りとしては自分の部屋を確保したい(←二人で居住予定)という思いがあったため、

(騒音を避けるために)電車から離れていること、2DKという点はかなり強い条件として挙げていました。スーモやらホームズやらイエラブやら、どんなサイトで調べるときも2DKで調べていました。

来訪予約の際も上記をお伝えし、対面で話したときも希望を提示したところ、

営業T)「お二人で住むなら、1LDKでもいいんじゃないですか?? こちらが一般的ですよ!」とのこと。

確かに、その時候補として出された(※)2DKの物件は住みたいと思えるものはなく、

1LDKも選択肢として入れなきゃいけないのかな。。。と自分の希望を曲げてしまいました。それまで、相当の時間を2DK選びに費やしていたので、

今までの労力は無駄だったのか。。とかなり落ち込み、傷つきました。

当時、引っ越しまでの期限が迫っており、今日決めなきゃいけない、という強い焦りがありました。また、仕事と並行して人生初の部屋探しも行い、既に精神的に消耗していました。

(※)思えば、この時から誘導されており、提示される物件も操作されていたのでしょう。

 

1〜2時間ほど物件候補を出してもらい、ピンと来ないまま3件を内見することに。

内見の支度中、何やら営業Tが電話したり忙しなく紙を整理したりしており、

何かなと思ったら、

「……今、ちょうど管理会社さんからも情報公開OKとのことで……すごく良い所が出てきまして……」(ヒソヒソ声で)

見せられたのは1LDKの一室。築20年でも門構えがまずまず立派で、まぁ確かにそれまでの候補の中ではマシかなといったところでした。さして心には響きませんでしたが、

「いやぁ……管理会社も長谷工さんで大手ですし、こういうところはすぐ埋まっちゃいますよね……」

との営業トーク。。 今思えばあからさまなゴリ押しなんですが、冷静さを失っていた自分はそのオイシイ情報を鵜呑みにし、乗ってしまいました。

一点だけ、やや線路沿い(線路から狭い一区画を隔てたところ)だったので、音は大丈夫かお聞きすると、

「一区画離れていれば、気にならないと思いますよ! 今までに音でご相談された方、自分の担当の中ではいませんでしたね」

とのこと。

営業Tは主任(店長?)だったこともあり、これまた信じてしまいました。

内見でなぜ、気づかなかったのか。本当に不思議でたまりません。窓を開けて確認した記憶はありますが、焦燥と疲労で意識が向いてなかったのでしょうか。。。

実際には、、、 入居から一ヶ月、電車の爆音のせいで深刻な寝不足となり、

一ヶ月半後、寝不足からくる強烈な倦怠感と頭痛で動けなくなってしまいました。

 

部屋探しで相手を信用するのは命取り。と、痛感しました。。。

今となっては、「気にならない」のか「自分の担当の中ではいなかった」のか、どこが嘘か特定する術はありませんが

弱ったカモに平気で嘘を吐くことができてしまう、そんな営業者であったことは間違いないです。

 

きっと、ゴリ押ししてきた物件は、仲介業者と管理会社の間で繋がりがあり、

双方にとってカモをひっかけるのが旨味のあるものだったんでしょうね。。。

 

 

契約書の謎の上乗せ料金たち

ギリギリの体力で物件を決め、契約書を十分に確認する余裕もなく、言われるがままサインをしてしまいました。

ここでも、まんまと搾取されました。

経験と予備知識がなかった自分は、「初期費用って結構かかるんだな」という程度でしか捉えていませんでしたが、

さらりと不要な料金が上乗せになっていたのです。。。。

・消臭、抗菌代 ¥22,000

・リロレント24(よくある、24時間駆けつけ安心サービス)¥19,800

※ただし、上記を含め支払うことが契約の条件になっている可能性もあります。

そんな悪徳物件を掴まされないことを祈ります。。。

 

・消臭、抗菌

国交省「原状回復のためのガイドライン」には、

消毒(台所・トイレ)は賃貸人負担となっています。

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/torikumi/honbun2.pdf

もちろん、厳密には消毒≠消臭、抗菌 ですが、消毒を行えば消臭と抗菌も自ずとなされるはずです。

というか、消臭・抗菌って具体的に何をしてるんでしょうか。。まさか、入居時に部屋に置かれていた消臭ビーズに22,000円かかってる…??

 

・リロレント24

→鍵を紛失したときや、水漏れのときに駆けつけてくれる生活安心サービス。

ですが、ちょっと頭を働かせれば、鍵紛失時には管理会社に相談すればよいし、

水漏れの時も同様に管理会社か、被害を受けたら火災保険で補償される…

ので、不必要なのは明らかです。 2年契約で約2万。。

こうした24時間サポートサービスって、仲介業者のあぶく銭稼ぎによく使われるんですって。

当方は一年未満の解約だったので、未使用分の返還を求めましたが、

まずメールを2週間未返信で放置され、電話も1週間待たされ、

挙げ句、決まりなので返還はできないという話でした。

 

 

 まとめ

・仲介業者に騙されないように!気を強く持ちましょう

・契約書類は確認、金額設定に違和感を覚えたら調べる(すぐに、払う必要はないものだと出てきます)

 

次は管理会社(長谷工)について、これまた残念な経験をお伝えします。。