青くてごめんね

書きたいことをね、自由に書きます

劇場版ポケモン感想 『結晶塔の帝王 エンテイ』(2000年)

(2019/08/05 鑑賞)
 
こんにちは。コミケに備えて暑さに慣れるべく、夜は扇風機だけで過ごしています。
ベッドの真横にある窓の方に頭を向けて寝ており、
そのおかげか最近日の出(から少し経ってから)とともに目覚め、今朝無駄に早起きだったのでバイト前にポケモン映画を一作品観ることができました。朝活、ポケ活
 
TSUTAYAサブスクリプションサービスで視聴しており、
以前見つけられなかったエンテイをなぜか探し当てることができました。普通にありました。きっと今日はエンテイ日和だったのでしょう。
 
 
【 鑑賞前】
アンノーンがフワ〜ってなる、結晶塔の帝王は、、、、エンテイ(※ほぼ記憶なし… ただ断片的にはシーンを覚えてる程度)
 
 
【感想】
すごくいい作品でした。
 
心奥の問いから生起した逆襲を描いたミュウツーポケモン世界の森羅万象を司る神々を伝統芸能と合わせて表現したルギア、
そしてエンテイ。世界を巻き込んだ壮大な物語ではありませんが、父子の愛情を等身大のキャラクターに仮託して、ドラマチックに描いています。
アニポケの延長線として受け入れやすいですし、 幻ポケモンの役割も物語の鍵となっており、
ミーという少女の孤独の救済、ポケモンと人の壁を越えた関係、子供の純真で豊かな想像力、
仲間を思い助け合い突き進むサトシの勇敢な姿、
分かりやすいけど薄っぺらくない、非常に見応えのある、見る価値のある作品でした。
 
それぞれの言動の動機がハッキリしていて、かつ共感できるからこそ、納得しながら感情移入して鑑賞できたのだと思います。多くの要素が散りばめられていながらも、筋の通ったストーリーで引き締まっていました。
観たいもの全部観れた!
 
以下、箇条書きにて…
・博士
チコリータが毎回サトシに擦り寄ってて、かわいい
オーキド博士とマッマが駆けつけるのも、自然な流れですよね
エンテイパッパ、カコイイ
・大人ミーの、た、谷間、、、、、、(小学校の同窓生がグラマラスに発育した姿を見てしまった気分)
・「ママさんを優先して〜」とか、大人ミー戦で「お強いですね〜。そうそう、その笑顔!」(「面白い子!」)とか、タケシ人として出来杉、やっぱりタケシは必要… タケシのポケモンになったら大切に育てて貰えそう(え)
・階段を駆け上がるコジロウの横顔、かわいすぎる……
トサキントヒトデマンで戦っている時にR団の2人が後ろを横切るのに、何かの因果を感じてしまった(笑)
エンテイの攻撃を躱しきれずピカチュウとともに急降下するサトシ、もはやこれまで、、、、と思ったその時、
颯爽と現れサトシの身体を受け止めるリザードン、かっこいいいいいい
アンノーンが個体同士等間隔で文様を形作っている様子が、
どことなくネットワークのように見えて、
ミーの作り出した幻想と今日の2次元的な電脳世界が重なり、
情報社会の…個々の(リアルな人間関係の)断絶とその終焉を象徴しているように…思えてなりませんでした
今の、欲望のままに発展した社会は、子供の無邪気な想像力と同じようなもの…と暗に言われているような。
 
エンディング
・最後にママらしき人物とも再会してますが、冒頭に執事のおじいちゃんの「とうとう本当にお1人になってしまった…」的な発言はど、どういう関係でしょうか。再婚という2文字が脳裏をよぎりましたがまぁ、不治の病で臥せっていたとかでしょう(願望)
 
毎度お決まりですが、現地トレーナーとサトシのバトルを背景に進むop、「なんだかとってもとってもイイ感じ」で締め括られるストーリー、好きです!
 
 
 
朝からポケ充して良かったです。街も電車も夏休みで浮かれた雰囲気ですが、それも気にならない程度の余裕ができました。
エンテイ素晴らしかったです。