青くてごめんね

書きたいことをね、自由に書きます

劇場版ポケモン感想 『セレビィ 時を超えた遭遇』(2001年)

こんにちは。

(朝起きて二度寝し、朝食ののち9時でライフが切り替わる前にマンガワンブラックジャックを読み、

暑さのあまり部屋着をたくし上げてみるとステテコのゴムウエストに乗る腹肉に絶句し弥縫策としてストレッチするも背筋が無さすぎてついていけず

そしていざぁ…とエンテイを検索しましたがなぜか結果に出てこず、)

セレビィを鑑賞しました。

 

感想を書く、というか覚書を書き留めているだけですが、謎の使命感に駆られているので、綴って参ります。

 

【鑑賞前の知識】

タイトル通り、ポケモン好き・スケッチ上手の少年がセレビィとともに、サトシたちの

年代にワープしてくる。悪者が捕まえようとしてなんやかんやで生態系が崩れ、エナジーを失ったセレビィ玉ねぎのように萎れてしまう。でも何かの癒やしパワーで回復、めでたし

 

【所感】

エンディングが、、、、、っ最高!!!"ユキナリ”の名にハッとさせられる方も多いと思いますが、その正体を明かすのがセリフのないエンディング、しかもその魅せ方が粋、オツ…多くを語らないことの美しさ… 最後で最大の伏線がこうも見事に回収され、その驚きには痺れること必至 (じゃああの…今を生きるユキナリは、サトシのことはとっくに知ってて… 彼らの記憶と関係と、考え出すと壮大な仕掛けに感嘆)

タイムリープものの原点ってこれでは、と思いました 

・端的に申し上げると「美しい」ですね。自然の描写も、ストーリー展開もスムーズで。キャラは少ないほうが物語自体に没入できると、個人的に。

・ユキナリとサトシ(とセレビィ)がピカチュウに誘われ、トランセルの一斉羽化、バタフリーが美しく舞っていく場面 肩組んでる2人のコントラストに腐女子はすっかり射抜かれました 

・R団はやっぱり劇場版だと美味しい役回りですね 捕まったムサシを救うも無力な2人、「ムサシぃ…」と身を案じるコジロウのヘタレ感がかわいい。

・伝説系の扱いもほどほど丁寧で、安心感のある作り

タイムリープを引きずって、全編通して、なんというか…言い伝え、昔話を聞いているような…作中の色味が(大体森の中にいるので)セピアな雰囲気を纏っているのもあるかもしれませんが、ユキナリの身に起こっている浮遊感みたいなものを共有している気分になりました

セレビィってめっちゃいるんですね?! 天空から無数に降臨する姿はさながら、宗教画の天使たち

 

もしかしてこの作品が金銀ラストですか。驚き…エンテイ観たいですが、次は何になるでしょうか。