青くてごめんね

書きたいことをね、自由に書きます

引っ越し戦記 No.0 現状編

こんばんは。気怠い在宅勤務を終え、諸々の家事ののち、133円/回だという湯船を沸かすかどうか真剣に考えています

実家から秋冬用の服を持ってきておらず、無防備で過ごしていたら、慢性的に体調不良のところ更に危うい感じになっています。

プラスαとしては、

今までコンスタントに上がり続けていたLINE証券の評価額が途端にマイナスへと転じていること(というのも先日勢いで4万くらいリターン重視の投信にブチ込んだからなのですが)、

メルカリの受取評価が遅いこと*1

勇み足でわざわざAmazonで予約注文した雑誌付録が、さも当然のようにメルカリで安価に売買されていること、

いよいよ20年モノの外反母趾が看過できなくなりそうであること、

惰性と無駄な矜持で続けているアークナイツに引退の二文字が脳裏を掠めるようになり、アカウント売却サイトを覗いたら、自身のそれより遥かに好条件のアカウントがたった2000円程度で売られていたこと、

等々、些末な出来事が常日頃付き纏う仕事および人生への不安に追加されており、

鬱気味になりながらもただ目の前のことに追われている状況です。

 

 

 

驚くほど魂を揺さぶられる享楽に身を委ねたい……

 

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夏の盛り、コロナ渦の残照が日本列島を覆う頃、

人生で初めて引っ越しをした。

まさに「右も左も分からない」状態であった。とりあえず身辺整理を、というのは分かったが、具体的にどのようなステップを踏めばよいかわからなかった。街角の住宅探しチェーン店は胡散臭く近寄りたくないし、かといってネットの有象無象からどうやって希望の物件を探せばよいのか。しかし、困惑している間にも期日は迫ってくるし、日々仕事はある。

家探しは非常に難航した。何に関しても拘りの強いタイプであることを自負しており、こと、初めての引っ越しであるなら失敗したくない。最低2〜4年は住むであろう居宅、毎月高い金を払ってまで借りる部屋である。 物件サイトの条件を複数パターンで調べ上げ、許容できる物件が見つかるのも極稀であった。埒が明かず、不動産屋で探してもらっても心の底から納得できる物件は見つからなかった。私の希望条件だと、どうしても金に物言わせないと叶いそうになかった。

結果、「今情報公開していいって言われた新着物件があるんですけど…」といかにも詐欺師が使いそうな枕詞とともに差し出された物件に決めた。というか、決めるしかなかった。これ以上不動産屋通いをする暇はなかった。気力もなかった。連れがえらく気に入っていたから、「この部屋、まさにたった二部屋のこの”家”で生活することになるのか」と諦念を覚えながら曇天の夏空を見やったのを覚えている。

 

 

2ヶ月ほど経った今。やっと、やっと新生活に慣れてきた。

最初の2〜3週間ほどは本当にしんどかった。

住んでみて初めて分かった、電車の音。

内見では全く気にならなかった。だが、住んだ一日目、いや数時間後に、断続的に走る列車の轟音が部屋まで響く現実を思い知らされた。

終電まで止まってくれない電車。最寄り駅を通過するものもあり、文字通り耳を塞いでも意味はなかった。

 

誇張なしで、住み始めてから1ヶ月は、朝まで熟睡できたことは一日もなかった。

 

 

「電車の騒音は大丈夫ですよね」と心配を口にしたとき、『一区画離れているので問題ないですよ、そのような苦情は一度も聴いたことがありません!』と言ってのけた店長の言葉が思い返される。

 

 

嘘つき野郎が。

 

 

 

電車の音を筆頭に、上下左右に他者が居住するわけであるから、

最近は特に上からの騒音で胃を痛めている。管理会社に相談するとすぐに上階へ電話をかけてくれたようだが、事態は収まるどころか、数時間おきにドタン、ドタンと足音と物音が響く。上階は100kg超えの巨漢しか住んでいないのか?と本気で思う。

最上階じゃないといや、アパートでもいいから最上階、という

当初の固い決意を途中で断念してしまった意志の弱さを今悔やんでも悔やみきれない。

 

 

 一ヶ月半後、慣れない環境とやまぬ音、多忙を極める仕事の中で、

今までに無い体調不良に襲われた。頭が痛い。気分が悪い。本を読んだりゲームをすることもできない。ベッドに横になっても目が回る。

無理が祟るとこうなるのだなと思った。

 

 

 

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no1,2では、家選びや物の整理について書ければと思っています。

 

 

 

 

 

*1:翌日、良い評価で取引終了。万事解決