青くてごめんね

書きたいことをね、自由に書きます

届いてニンマリ、確認してドッキリ、検めてガッカリ(まぁ、いいんやけど)

昨日の宣言通り、鈴木先生3巻をKindle Unlimitedで読み終え、

さらに熱量のある原稿に圧倒されながら「鈴木先生 全巻」で即検索。

絶版になったと噂を耳にしたので金額は覚悟してたのですが良心的な価格が並び、

約2000円で注文完了しました。 漫画届くのを心待ちにできるって、人生楽しめてる感じでいいですよね(え) 

3巻すごかった…そして解説もこれまた素晴らしかった…… 熱に浮かされたような、それでいて淡々と読み進められてしまうこの不思議な読後感は何だろう、

という疑問を文章化してくれています。要約すると、第三者的視点で事の顛末を辿りながら、凄まじく繊細で荒々しい筆致により世界観への没入を余儀なくされ、

クラスメートの一人として展開に織り込まれている自分がいる。 のです

今の時点ではともかく、すごいとしか言えません。。すごい

 

 

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やっちまいました。

全く気付きませんでした。いや、むしろこれは、「やっちまわなかった」過去の分岐ルートを構築できないから、必然。。。ということにしてしまいたい

しかしこのような些末な事・金額で一喜一憂する自分もまた悲しい 

むしろ問題の主眼はそこにある気がしますね

 

 

 

と言いますのも、仕事の疲れを癒やし明日の仕事に向けて意識を遠ざける寝床での一幕、

明日、来てほしくないじゃないですか。朝早く、回らない頭で着替えて朝食かき込んで豚箱(満員電車)で出荷される、その一連の自身の姿を想像するだけで嫌になるじゃないですか、

だから無為にネットサーフィンしていたんですが、やはり就寝前のブルーライトは翌日に響く。

短時間で束の間非日常へ連れて行ってくれるコンテンツ何かなと思ったとき、星新一ショートショートに白羽の矢が立ったのです

本棚から引っ張り出してみました。   いや〜これが適役で、素直に作品として面白いですし、ドライでどこか厭世的な星新一世界が新社会人に響きまして

星新一大人買いしようかなと思ったのです。

フリマサイトを見ると、やはり往年の人気作であるからか、目を引くような特価での出品はなく、

早速週末、近くのブックオフへ向かいました。 多少文庫が並んでいましたが、いいところでも3割引ほどで、万年財布の寂しい筆者はひとまず諦めることにしたのです

 

星新一 で再度フリマサイトを眺めていると、こんな本を見つけました。

www.akitashoten.co.jp

何でもコミカライズだと! し、しかも、筆者の青春を捧げた鬼頭莫宏先生、柔らかく心の琴線に触れるストーリーが味わい深い志村貴子先生が執筆陣!!!

テンション上がりましたね。しかも、このシリーズの他に

www.akitashoten.co.jp

こんなのもある。『ショートショート特等席』って良いタイトルじゃないか……

 

 

2〜3日自身の購買意欲を確かめて、機が熟したのを悟り購入しました。

 

 

 

ヤマトの発送にて早速届いたのです、今日。3冊を並べて思わずニマニマしてしまいました。志村先生の安定感のある作画すきだなぁ〜〜。

裏面の作品リストを読みながら、他にどんな先生が参加されているか確認していたとき。はたと気づいてしまったのです。

 

 

 

、、、え? 

これって、

 

 

掲載タイトル同じじゃね?

 

 

 

 

ようく確認してみると、コミック版も文庫版も、鬼頭莫宏の作品は「空への門」。志村先生は「生活維持省」。

他の作品も、例に漏れず、同じものが載っているようでした。

 

 

 

がーーーん

 

 

 

迂闊さに尻もち付きました(心のなかで)。なんやねん自分天然キャラと違うやん、、、、確認せえや買う前に、、、、同じやん、、、載ってるの同じやん、、、

というかワイの読みたいのは鬼頭先生志村先生の作品やねんから、文庫のだけで十分やん。。。。。。

 

 

 

OTL

 

 

損失としてはたった400円なんですが……たかが400円、されど400円、、、。。。

 

まぁしかし、、、しかしだな、コレクター魂が言っている、必要経費だと。それに、先生方の作品を少しでも大きい紙で読めるのだからいいじゃないか…。実際、楳図かずお先生の漂流教室を文庫で格安で買って、大判での買い直しを真剣に検討したじゃないか

 

 

そう、いいのだ……仕方がないのだ、だって知らなかったから……文庫版はコミック版の選り抜きだって。。。。文庫版にはレアな鬼頭先生の栞がついてるか。。。ら。。

 

 

 

 

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社会人はお金があると言いますが、確かに増減の瞬間風速は小さかったものの、

1円10円を日々切り詰めている筆者にとって、400円余計に出費してしまったのは精神的痛手でした。

しかし、、しかし、その400円を損失と受け止めてしまう心こそ、救われるべきものであって……しかし……(ry

有り余るほどの富が降り注げばいいんですけどね

まぁともかくコミックを楽しもうと思います。